稲垣吾郎(52)が6日、都内のPARCO劇場で、主演舞台「プレゼント・ラフター」(7日開幕、同所など)の開幕前会見と公開稽古に臨んだ。英国の20世紀を代表する劇作家ノエル・カワードの、半自伝的とも言われるラブコメディー。稲垣は実力とカリスマ性を備え、誰からも好かれるスター俳優のギャリーを演じる。「僕にぴったりですね。パブリックイメージと合わせて見ていただくのも楽しい」と自信を見せた。
内面では、人気俳優ならではの孤独感と老いへの恐れを抱いているという役どころ。「自意識過剰が爆発してかんしゃくを起こしたり、ヒステリックになったり。まさに僕そのもの、いや、そんなことない」とちゃめっ気たっぷりに笑う。自身は孤独や老いはあまり意識しないと言い「現代なら炎上してしまう。でも演劇なのでね、自分を解放できる感じがする。表の顔とは違うギャップ、1人の人間の孤独を表現できたら」と意気込んだ。
42年の初演から繰り返し、上演されてきた。「80年以上前の作品でも普遍的に楽しめる。たくさん笑っていただけたらうれしい」。妻役の倉科カナ(38)と、演出の小山ゆうな氏も出席した。28日まで東京公演を行い、3月に京都、広島、福岡、仙台で上演する。【鎌田良美】



