元SKE48/AKB48の女優木﨑ゆりあ(30)がこのほど取材に応じ、グループ卒業以来9年ぶりの写真集「アップデート中」(25日発売、扶桑社)の見どころを語った。30代を迎えた心境の変化も明かした。【聞き手・横山慧】
-発売の経緯は
木﨑 30歳記念の写真集どうですか、ってオファーをいただきました。9年間全くグラビアもやってなかったので、最初はちょっとやっぱどうしようかなって1回迷いました。前の写真集(17年発売)が最後のグラビアだったので…。でも、やっぱり30歳記念、というのに背中を押されました。30歳の自分を1つの本に分かりやすく残すのはすてきだな、って思ったので。相談しながら、どこまで脱ぐ、脱がない、水着をどのくらい入れるか、とか相談しながらやっていきました。
-表紙をはじめ、水着やランジェリーショットなど大胆な写真も多数収録されています
木﨑 結構ノリでやっちゃうタイプなので、求められると、気づいたら結構脱いでいましたね(笑い)。表紙もこんな感じで。でも、本当に無理なくずっと楽しく撮影していました。いざ先行カットや表紙を世に出してみて、みんなの反応を見て、確かに結構脱いでるな、ってやっと思ったくらいです。持ってきてくださった衣装がかわいくて。これかわいいね、この水着と合いそうだね、って言っているうちに、水着や下着が結構ある感じになりました。
-アイドル時代には多数のグラビアに登場していました
木﨑 グラビア自体は昔から好きだったんです。別に苦に思ったことも、一度もなくて。今回の写真集とかも、3日間ずっと私だけのために皆さんが動いてくださって、撮るじゃないですか。その求められる状況が好きなんです。その期待を超えたいという気持ちが強いので。だから皆さんの反応が良かったりして、めちゃくちゃいい写真撮れたね、とか言ってくださるのがうれしいんですよ。
-9年前は21歳です
木﨑 前の写真集の時は、背伸びしていました。大人っぽく見せようとした21歳でした。当時秋元(康)さんから『意地っ張り』だと帯コメントをいただいたんですけど、本当にそうだったと思います。今は多分、角も取れて、本当に素直に強がりもせず、意地も張らず、自然に生きていますね。ちゃんと、年相応かな。今回は自然と撮った、ありのままって感じです。無理して体形を作ることもなく。女の子の柔らかさみたいなところも出ていると思います。ちゃんと二の腕ぷにぷにしていたり、おなかもちょっと柔らかい感じがあって。それもそれでいいかなって思っています。ロケ地のベトナムはすごくいいところでした。ちょっとバイクの音がうるさかったですけど、食べ物もおいしいし、コーヒーもめっちゃおいしかったんですよ。
-2月に30歳になりました。変化は
木﨑 リアルなところだと、にきびの治り方とか…(笑い)。あとは、自分の中で想像していた人生図では、27歳ぐらいで結婚してる予定だったんですよ。だから、20代後半はしっかり焦りみたいなものが芽生えるようになりました。周りが結婚していたり、子供ができたりもしていたので、そういうのを見たりするとやっぱり子供欲しいな、とかって思って。だから30歳になる前に結婚したいなとか思っていたけど、いざ30歳を超えてしまうと意外とみんな言ってるけど、ゆっくり、なるようになるか、みたいな感情になりました。精神的に落ち着いたと思います。
-節目の写真集です
木﨑 オファーをいただかなかったら、自分から写真集出したいとは言わなかったので、本当にありがたいです。こんなにすてきな写真をたくさん撮ってもらえるって思ってなかったので、本当にやってよかったなって思います。実家に帰ったりして、1冊目、2冊目も見返したりとかしたんですけど、今回の写真集は30歳の自分が今表現できるのはこういうレパートリーなんだ、というのをあらためて確認できました。30代の自分はこういう表情をしていけるんだ、って思えました。
-飾らないショットも印象的です
木﨑 ちょっと恥ずかしさはあるんですけど、今の木﨑ゆりあのありのままを映していると思います。(水に浮かんで顔を出しているショットを見て)これなんかもう完全に、(顔が)球体ですよね(笑い)。結構、「写真集出すんだ、久しぶりに見た」みたいな感じに言ってくれる方も多くて。「相変わらず顔丸いね」みたいな。褒め言葉として受け取ってます。この顔と30年一緒に生きてきているので、好きですよ(笑い)。
-30代の女優としての展望は
木﨑 ここから先はきっと、子供がいる役だったり、大人の役が増えてくると思うし、自分に今子供がいなくても、そういう役をしっかり信ぴょう性を持って演じられるようにならなきゃいけないなって思います。いろいろ苦労して、精神的にしんどいこととかもあって、それを自分なりに乗り越えてきた20代だったので、そういう人間味の増した役というか。以前「熱海殺人事件」の演出家の岡村(俊一)さんから、「元気な役とかをやるより、苦しんでる役をやるほうが映える」「主演よりも、“大部屋女優”のほうがいい。そのほうが出せるものがいっぱいあるから」って言われたことがあったんです。当時は普通に主役がやりたいよ、って思っていたんですけど、今となってはすごくしっくりきていて。そういう苦しみを持っている役のほうが、演じがいがあると思っています。
-理想像は
木﨑 今回写真集を出すときにどういう風にしたいか、こういう服が着たいとかこういう表情を撮ってほしいです、みたいなイメージを集めた時に、満島ひかりさんや長澤まさみさんの写真も編集の方にお送りしたんです。おふたりとも、大人なんだけど、どこかすごく無邪気な少女感がある感じが、とてもすてきだなって。私自身も、もちろん大人になっていくんだけど、どこかでその少女感を忘れないような大人になりたいと思っています。20代の時って、やっぱり意地張っていたり、強がっていたから。よく少年っぽいとか、男の子っぽいって言われることが多くて。演劇やっている先輩からも「弟っぽいな」って言われていました。でも最近はそれが少女に変わってきていると思います。
-長年応援しているファンの方も、最近知ったという方も見る写真集になると思います
木﨑 いつも応援してくれている方はもちろん絶対楽しんでもらえると思うんですけど、今回写真集の予約お渡し会をやった時に、びっくりするぐらい久しぶりにお会いした方がすごく多くて。本当10年ぶり、みたいな人もいらっしゃったんです。変わらずずっと忘れないでいてくださっていることがすごくうれしくて。グループ時代にそうやって応援してくれてた方だけじゃなくて、「(14年のドラマ)GTOを見てました」っていう方もいらっしゃったりして。10代の時に出たドラマを見ていた方が、大人になって来てくださったりするんです。それこそ「ゆりあちゃんや!」って言う方とかも(笑い)。少しでも興味を持って、今の木﨑ゆりあを応援してもらえたらうれしいです!
◆木﨑(きざき)ゆりあ 1996年(平8)2月11日、愛知県生まれ。09年に3期生としてSKE48加入。14年にAKB48に移籍、17年に卒業。21年から体調不良の療養のため一時活動休止、23年から新たに芸能事務所「am合同会社」に所属し女優本格復帰。156センチ。血液型O。



