お笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志(45)亘健太郎(45)が4日配信のABEMA密着番組「NO MAKE」に出演。“不仲芸人”としての関係性や、亘がバイトを兼業する現状が明かされた。
結成21年となるフルーツポンチは、24歳のころNSC東京校の10期生として「相方を見つけられず最後まで余っていた」同士で組んだコンビ。結成わずか3年でフジテレビ人気お笑い番組「爆笑レッドカーペット」に出演すると、翌年には「ピラメキーノ」でMCをつとめるなど人気を博した経緯も紹介された。ただその後は2人の関係性が“不仲芸人”として知られることも伝えた。さらに、コロナ禍を機に仕事が激減し、亘は月収がピーク時の180万円から8万円まで激減した時期も。3歳年上の妻(48)と長男(14)長女(8)を支えるため、電気工事のアルバイトを兼業していることも伝えられた。
不仲のきっかけについては、かつて「村上が亘に不満をぶつけたこと」と説明。村上は「売れなきゃ、良くしよう、というので始まったのに、だんだん『おまえがダメだからだろう』とか『おまえが頑張れないからだろう』とか。自分も言い聞かせている部分もあるけれど、相方に当たることで、自分を上げたつもりになっていたという何年かがあって、すごい嫌なことだったよな、って。なんであんなこと言ったんだろう、と思いますね」と、反省の弁も述べた。
亘も当時の心境を「そこまで言われる筋合いねえだろう、みたいなのとか」と振り返りながら、「パワーバランスで言ったら村上が上で俺が下、みたいな感じなんですけど、村上的には『俺はこんなにやっているのに』みたいなストレスがあって。『おまえはネタも書いてないし何もしてない』っていうのがたまって、ケンカするというよりは、どんどん距離が離れていく」と語った。
最近のLINEのやりとりも紹介。亘は「本当に事務的な連絡だけです」と話すと、今年の2月17日以前は昨年7月3日、その前は同年1月30日と、半年に1回ぺースだったことも赤裸々に明かした。2人きりの食事も「覚えていない」とした。
その後、番組側が用意した“サシ飲み”を2人が快諾し実現。撮影スタッフ不在の個室で、第一声は村上が「電車?」と発すると亘が「電車」と返した。静かな雰囲気の中、亘が「子供は2歳になった?」と聞くと、村上は「上は2歳、下が8カ月」と、お互いの身の上話が進行した。
会話も途切れ途切れで、開始わずか10分後には村上が「そろそろスタッフさんに来てもらって…別にいいだんけど、話が進まないから…」と切り出すと、「いいね?積もる話ないね?」と確認。亘も「特にはない」と応じ、スタッフを呼びに行く事態になった。番組スタッフが来ると、村上は「話を聞いてくれないと、気まずいわけじゃないけど、何を話していいか…日常の雑談しかなくなるので」と苦笑した。
その後、お互い、親しくなろうとしない理由について言及。「ここ直して欲しい、という部分」を質問されると亘は「逆にそれをやりだしちゃうと、また不仲になる、と思う。経験値として。だから(指摘は)やらない方がいいんですよ」と語り、村上もうなずいた。亘はさらに「俺と村上の関係性だから、ということではなく、たぶんみんなにも絶対ある。『言う』『言わない』のバランスを保たなきゃいけない」と説明した。
村上も「今の関係に何か手を加えると、というのは、仲良くなろうとしたリスクとして、仲悪くなる可能性が9割ぐらいある。だとした今の方がいいですね。素直に『ごめん』と言えないけど、ちょっと悪いと思っている顔してるな、と思って、じゃあ言うのやめとこう、というのが今の僕らのベスト」とコメント。亘も「めちゃくちゃ仲良くなることで面白くなくなる、というんだったら、面白い方を取る。このままでいいや、って思っちゃう」と語った。
事前に劇場で単独で応じたインタビューでは、相方やコンビについても語っていた。亘は村上について、「やっぱ面白いですよね。やっぱ性格悪い、というところも面白さだし、くだらないところ追及しているところも面白い。面白くないと思ってたら組んでないですよね」。村上は「1人で何でもやる、というほど自信はないので。フルーツポンチとしてネタをやる方が、自分1人でやるよりも間違いなく良い、という感覚はある。でも亘と組んでなかったら、あのネタもこのネタも生まれてない、と思うと、あのネタもこのネタも愛しいな、って。そういった意味では、やっぱり亘と組まないと生まれなかったでしょうから」とした。



