見上愛、上坂樹里が主人公を演じるNHK連続テレビ小説「風、薫る」(月~土曜午前8時)は明治期の看護師が題材で、主人公はそれぞれに生きづらさを抱えた2人の女性。当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走し、時に強き者と戦う。明治という激動の社会を舞台に、幸せを求め生きる少し型破りな2人のナースの冒険物語となっている。

まだ女性の職業が確立されていない明治期に看護学を学んだ「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」と呼ばれて新たな風を巻き起こした実在の人物、大関和さんと鈴木雅さんモチーフに取り上げる。今回で114作目の朝ドラとなる。

■第9週「看病婦とアメ」

看病婦・フユ(猫背椿)の手術介助の技術を目の当たりにしたりん(見上愛)は、教えを乞うがその代わりにお金を要求される。そんなある日、直美(上坂樹里)とりんは、フユの夫・康介(じろう)がけがで働けず家にいることを知る。二人は休みの日にフユの家を訪れ、康介の看護をすることを引き受けるが…。