ロックバンドTHE 虎舞竜のボーカル高橋ジョージ(67)が9日、都内の宮城ふるさとプラザで、新曲「ShowaShowaOndo!~昭和昭和音頭」発売と新レーベル設立を報告した。駆けつけた報道陣に高橋は「こんなにたくさん集まっていただいて、11年前の裁判所前以来。何もしてません。結婚も離婚もしてませんけど、集まっていただいてありがとうございます」と自虐をまじえて切り出した。
自ら作詞した新曲は「ロック×盆踊り」がテーマで「ロックと盆踊りの融合。いわばロックン盆踊り」。THE 虎舞竜は24年に20年ぶりに再結成を果たした。今年の正月、ドラムの田中清人から「ジョージ、お年寄りから子どもまでみんな乗れる音楽をやろう」と提案され、全国でなじみのあるリズムとして盆踊りをひらめいたという。
「今は70代もロックを聞いて育ったから」とロック調に和太鼓を入れてみたところ、異なるビートが意外にもマッチした。「1年に1回しかない“ロックの日”。僕は来年69歳でロック、ロックに生きていこうかなと思ってまして。そのスタートになればいい」とこの日にリリースした。
また新曲発売と同時に、新たな音楽レーベル「パイナップルレコーズ」を立ち上げた。敬愛する世界的バンド「ザ・ビートルズ」のアップル・レコードに引っかけて命名。今年は東日本大震災から15年の節目でもあり、宮城県出身の高橋は「スマホではつなげない心がある。音楽で元気にしたい」と話した。
「心の復興」の一助となるべく、日本全国の盆踊り行脚プロジェクトも行う。7月上旬から9月下旬に開催されるイベントに自ら赴いて新曲を歌い上げる。「東北には絶対行きたいし、能登や熊本にも行きたい。笑顔が見られれば、音楽で力になれると実感できる」と意気込む。
「虎舞竜といえば『ロード』しか知らないわけですよ、一般の人は。そう考えるとちょっと、夏祭りに呼ぶのはな…って感じだったと思うんですよ。暗い感じがするから」。これ以上ない夏向きの新曲を引っ提げて日本を盛り上げる。「ビートルズが立った夢の武道館に立ちたいなというのはあって。武道館で盆踊りっていうのもありだな。虎舞竜!武道館!盆踊り大会!ってありだな。来年ぐらいにできたらいいな」と69歳の目標も掲げた。
盆踊り行脚は参加費無料。「ローカルに、ローカルに。小さな町にもぜひ行きたい」と、タレントを呼べない地方自治体にも積極的に足を運びたいという。「僕は高齢者ですけど、まだまだ元気。元気なじじいがいれば日本も元気になるということで、新曲と、イベントのご応募もお待ちしております!」と話した。



