お笑いコンビ、はりけ~んずの前田登(56)と新井義幸(55)が19日、都内で会見し、初の自伝本「前説芸人-主役になれなくてもこの場所で生きていく-」の発売が、1週間後の26日に迫った心境などを語った。

2人との親交が厚いお笑い芸人タケト(50)の司会でトークショー形式で進行。2人は長くテレビ朝日系「M-1グランプリ」の予選や敗者復活戦のMC、テレビ東京系「開運! なんでも鑑定団」の前説などを務めてきただけに、冒頭でタケトは「芸歴の中で初めてかもしれない。はりけ~んずさんを進行させていただくのは」と、驚いた様子で話した。

コンビ歴36年目で、吉本興業の東京事務所が「1LDKぐらいしかないころ、社員さんが3人ぐらいしかいないころから知っているので」(前田)と、芸歴の長さを感じさせる話などを披露した。これにタケトが「これは歴史本としても」と、本のPRをアシスト。ところが前田が「歴史がここに詰まってる、と言うてくれてるんですけど、薄いんですよ」とボケると、新井が「コミックスサイズなんです」と、ツッコミを入れずに同調した。さらに前田は「新幹線で東京から乗る人、新横浜前に読み終えます。時間つぶせないですよ。薄くて文字が大きい」と話し、集まった報道陣の笑いを誘った。

これにタケトが「目の前の方を笑わせようとしすぎです。なんでマイナスのことを言うんですか」とツッコミを入れた。ただ、ベテランの2人は全く動じることはなかった。前田は「エピソード2とか、スターウォーズみたいにね。さかのぼっていってもいいし」と、芸歴の長さを生かし、まだまだ続編出版も可能なほど、エピソードには事欠かないようだ。

今回の自伝本では、かわいがってもらっていた島田紳助さんとのエピソードなども記している。その延長線上として、M-1グランプリの第1回大会開催前の話を振り返った。当時のM-グランプリの出場資格は結成10年目までで、はりけ~んずは当時11年目。ギリギリで出場できず、紳助さんから「お前ら、売れるチャンスも、辞めるチャンスもなくなったな」と、残念がられたことを、懐かしそうに2人で明かしていた。