ボクシング漫画「はじめの一歩」などで知られる漫画家での森川ジョージ氏(60)が1日までにXを更新。漫画作品に対する批評投稿について、私見を記した。
森川氏は「この話題に触りたくなかったのだけど」と前置きして「自分は描き手として世に発表したものはどんな感想、批評がついても仕方ないと思っています」とコメント。「大絶賛や誹謗中傷であっても同じ。
件の漫画のアニメ化に対する論争もあって然るべきかなとも思います」と、一部作品について論争が起きている現状も示唆した。
その上で「ただ漫画のページを貼り付けてその論争の道具とするのはいかがなものかと。引用要件を満たしている例をほぼ見たことがありません」と指摘。「正義を主張しながら無断転載するという矛盾。すでにそこに正義はありません」と断じた。
森川氏は「その時点で著作者や出版社、非難している相手からお目こぼしをいただいているということを忘れずに。当然ですが他人に悪意を向けるための道具とするのは論外かと思います」と補足した。
森川氏は作品名については触れていないが、SNS上では、マガポケ(講談社)で連載中の亜月ねね氏の作品「みいちゃんと山田さん」のアニメ化が決定したことをめぐって議論が起きている。同作が社会的な搾取や障害なども題材としており、著名インフルエンサーも意見を発信。作品の公式アカウントで「本作は、特定の障害や立場の方々を差別・蔑視する意図をもって制作されたものではございません。アニメの制作におきましても、原作者・制作スタッフ一同、原作の持つテーマ性を大切にしながら、関連する専門家やしかるべき機関の監修・ご指導のもと、適切なレーティングや注意喚起を記載するなど、より慎重かつ丁寧な表現に努めて制作を進めてまいります」などと声明を出す事態となっている。



