俳優の内野聖陽(57)が、来年2月から上演される舞台「ヨハンナ」(東京・シアタートラムなど)で主演を務めることが19日、分かった。20世紀初頭のシカゴの食肉市場を舞台とする、ブレヒトの「聖ヨハンナ」が原作。富と権力を手にした経営者のモーラーと、正義のために行動する少女のヨハンナの対峙(たいじ)を通して、経済と倫理、世代間の隔たり、豊かさや働くことをめぐる価値観の断絶と対比を浮かび上がらせる。脚本は鈴木アツト氏、演出は白井晃氏が手がける。内野はモーラーを演じ、ヨハンナ役は読売演劇大賞優秀女優賞を受賞したsara(26)に決まったほか、大鷹明良(68)粟野史浩(52)斉藤悠(42)朝海ひかる(54)が出演する。
内野は「初めて読んだ時、シンプルな物語の中に深く鋭いメッセージを秘めた戯曲だと感じた。saraさんという若い才能をはじめ、大好きな俳優の皆さんと、初めて立つシアタートラムの濃密な空間でものづくりができることに、今から心が躍っている。作り手の興奮と舞台に生まれる熱が、そのままお客様に届くような作品になることを期待しています」と意気込んだ。



