フリーアナウンサー羽鳥慎一(55)が20日、MCを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。かつて番組でインタビューした女優の岸惠子(きし・けいこ)さんとの思い出を振り返り、ありし日の岸さんに抱いた印象を明かした。

この日の放送では、19日に訃報(ふほう)が所属事務所から公表された岸さんの生前の活動を振り返るコーナーが設けられた。岸さんが、出世作となった映画「君の名は」で演じた真知子が頭にストールを巻いた「真知子巻き」の誕生秘話や、フランス人のイヴ・シャンピ監督と結婚するため渡仏したこと、女優として活躍する一方、ジャーナリストとして紛争の現場などを取材する様子などを振り返り、同局系で放送されていた「ニュースステーション」のパリ駐在キャスターに就任したことや、岸さんがイスラエルのシャミル首相や旧ソ連のシェワルナゼ外相らにインタビューした際の様子も伝えた。

さらに、今から13年前の13年3月、番組名が「モーニングバード」時代に羽鳥がインタビュアーとなり、岸さんを取材した際の映像も放送された。文筆家としても活動した岸さんが、女性作家と年下の実業家の濃密な恋愛を描き、ベストセラーになった小説「わりなき恋」について、羽鳥が「主人公(のモデル)は岸さんということでよろしいんですか」と問うと、岸さんが「主人公がたどってきた道筋は、私そのものなんです」と応じる様子も伝えられた。

羽鳥はVTRの後、「13年前にお話を聞かせていただく機会をいただきました」と振り返り「当時としては本当に、女性としては先進的な生き方で、思ったことは実行するという方だなという印象でした。一方で非常にゆったりしていて気品もあって、相反するものを両方持ち合わせている方なんだな、不思議な人だなという印象を、すごく持ちました」と、岸さんに抱いた印象を思い返した。

その上で「あの後も、ちょっと会うくらいの時はあったんですが、本当に優しい方でした」とも述べ「岸さん、ゆっくりお休みいただきたいと思います。ありがとうございました」と述べ、追悼した。

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