脚本家で映画監督の三谷幸喜氏は22日夜、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に生出演。すぐれた演劇人をたたえて贈られる「坪内逍遥大賞」を受賞し、この日、岐阜県美濃加茂市で行われた授賞式に出席したことを明かした。
22日は、午後から東京を含む関東周辺は激しい豪雨に見舞われ、番組オープニングで、三谷氏とともに進行役を務める安住紳一郎アナウンサーは「かなりびっくりするような雨が降りました」と述べた。ただ、岐阜入りしていた三谷氏は「全然知らなかった。向こうはカンカン照りで39度ありましたよ」と述べ、「(帰京時は)新幹線で浜松くらいまですごいピーカンだったけど、東京に行くに従って雲行きが怪しくなって品川に来たら雨だった。日本て広いんだね」とコメントした。
安住アナに「岐阜はお仕事ですか」と問われた三谷氏は、「自分で言うのもあれなんですけど、賞を頂きました」と述べると、スタジオに流れていた音楽もお祝い風にチェンジ。三谷氏が「坪内逍遥大賞」受賞を打ち明けると、安住アナも「あらら、おめでとうございます」と祝福した。
三谷氏は、坪内逍遥に関し「日本の近代文学の礎をつくった方で、現代演劇も彼から始まった。シェークスピアを最初に全部翻訳された方」と説明した。
ここで安住アナは「もう菊池寛賞も取りましたし、向田邦子賞も取りましたし、何か狙っている賞はあるんですか。言っといた方がいいんじゃないですか」と、さまざまな賞を受賞している三谷氏にけしかけるように話しかけると、三谷氏は「やっぱりノーベル賞ですかねえ」と応じた。
スタジオがざわめき、安住アナも「ノーベル賞。おおお」と驚くと、三谷氏は「なんでみんな笑うの?」と真剣な表情。安住アナに「ノーベル文学賞?」と問われた三谷氏は「いや、いま、平和賞の方にね、ちょっと。ロビー活動をしようと始めようと思っているんですけど」と述べたが、「どこのロビーに行けばいいか、よく分からない」とボケたため、スタジオ内は再び笑いに包まれた。
安住アナも「そんな、ニューオータニのにロビーとかじゃないんですよ」と三谷氏のボケに応じ、「あれはロビイストという人たちがいて、インフルエンサーみたいな、前評判をつくるような人たちがいて…」と言及。三谷氏に「どこにいるんですか?」と問われると、笑いながら「世界中にいるらしいですよ。日本にもいるんじゃないでしょうかね」と述べ、「そういう人たちにちょっとこびを売っておくんですよ」と三谷氏に謎のアドバイス。三谷氏は、「探します」と応じた。
ただ安住アナは「ちょっと、私のノーベル賞の説明がおかしかったんで、すみません。忘れてください」と苦笑い。気を取り直して番組進行を始めた。



