裏社会を描かせたら右に出る者がいないガイ・リッチー監督が、屈強なエージェントコンビの活躍を描いた。演じるのはDC映画でスーパーマンを演じたヘンリー・カヴィルと影ある男を演じ続けるジェイク・ギレンホール。これはもうワクワクしかない作品だ。
英米の海兵隊特殊部隊であるSBSとネイビー・シールズをそれぞれゆえあって除隊したシド(カヴィル)とブロンコ(ギレンホール)は、敏腕弁護士レイチェル(エイザ・ゴンザレス)のもとで、国際的な裏仕事を引き受けている。
新たなミッションは、実業家の顔の裏で不正を働き放題のサラザールから10億ドルを奪い返すことだ。レイチャルの緻密(ちみつ)な作戦のもと、2人は手際良くサラザールを追い詰めていく。この頭脳戦が決して説明くさくなく、ハイテンポで描かれる。リッチー監督の手腕を改めて実感する。
作戦完遂間際になって、レイチェルがサラザールに誘拐されてしまう。2人は軍も警察もサラザールに支配された「無法の島」に乗り込むことになる。
ここからが監督の本領で、アクション描写の見本市を堪能できる。ラストもスッキリ、快作だ。【相原斎】
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