新妻聖子(45)と蘭寿とむ(51)がダブル主演するミュージカル「101ダルメシアンズ」の制作発表会見が28日、都内で行われた。

毛皮を作るために多くの子犬を盗んだファッション界を代表する悪女(新妻、蘭寿)。それを何とか取り返そうと奮闘する飼い主、親犬や仲間たちの奮闘を描いたストーリー。

児童文学小説「ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語」をもとにして22年に英ロンドンで初演。その後も各地で上演されて旋風を巻き起こしている話題作だ。

新妻は「とってもワクワクしている」と笑顔で話し始めて「昨日初めての全キャストでの本読み合わせがあった。私は悪いクルエラ(役名)でないといけないのに、自分が出ていないシーンで4回泣きました。鬼の目にも涙。ばれないようにこっそり泣いたつもりが全員にばれていました。それほどよいミュージカルです。私は良くないものを『良い』とは言えない性格なので信じてください」と猛烈にアピール。

蘭寿は「お話をいただいて、絶対に楽しいから素直に『出たい』と思いました。悪女の役なので、究極の美を追求する“世紀の悪女”をつくり込みたいと思った。規格外の大きさの、思いの強い女を作り上げたい」と意欲満々に語った。

ただし、実際に演じてみて、蘭寿は「楽曲が難しい。聞いている分には格好良いが、歌うとものすごく難しい。それを隣で新妻さんが軽々と歌っている」と苦笑い。元宝塚花組トップスターの発言に、新妻は「(蘭寿は)低音の響きがすばらしい」と返した。

新妻はド派手な衣装とメイクについて「やたら圧がある。初日にハラスメントの講習をしたが、クルエラはハラスメントしかしていない。『出てけ、出てけ』って。私たちは日常生活では悪女の『あの字』もない生活」とギャップを説明。その後で「でも、子どもがいるから朝からいつも怒鳴っている」と笑わせて、蘭寿も「発声練習です」。2人とも子どもがいるだけに現実味のあるトークで盛り上げた。

東京公演(日生劇場)は10月13~29日、大阪公演(梅田芸術劇場)は11月7~15日。