東京都の小池百合子知事は28日の定例会見で、令和8年度の「名誉都民」候補者3人を選定した。「魔女の宅急便」などの作品で知られる児童文学作家の角野栄子氏(91)、日本パラスポーツ協会名誉会長などを務めた鳥原光憲氏(83)とともに候補者として選定されたのは、タモリ(81)だった。

タモリは、都を通じて「この度は東京都名誉都民に選んでいただき、誠にありがとうございます。歴代偉大な方々が名を連ねておられる中に、本当に私が入っていいものかと恐縮しています。また人生の大半を東京で過ごしており大変光栄なことと存じます」とするコメントを発表した。

都側は今回、タモリを候補者の1人とした理由を「音楽、芸能、歴史などの奥深い知識と独自の視点や話芸で存在感を発揮し、既存のジャンルに収まらない活躍を続けてきた。また、『笑っていいとも!』をはじめ、『タモリ倶楽部』『ブラタモリ』など、数多くのテレビ番組の顔として、日本の笑いを革新し、長年にわたり第一線で活躍している。その功績は多大であり、今なお活躍を続けるその姿は、人々に希望や活力を与え、広く都民が敬愛し、誇りとするところである」としている。

一方、小池氏も会見で「申し上げる必要もないかと思いますが、音楽、芸能、歴史など幅広い分野の奥深い知識や、独自の視点、さらには話芸ですね。存在感を発揮され、既存のジャンルに収まらない活躍を続けてこられた」「数多くのテレビ番組の顔として、長年にわたり第一線で活躍され、多くの人々に希望や活力を届け続けておられます」と、評した。

今回の3人の「名誉都民」候補者については、9月に開会する都議会定例会に提案され、議会の同意を得た上で、顕彰する予定。