俳優の柄本佑(39)が3日、都内で映画「白鳥とコウモリ」(岸善幸監督、4日公開)公開前夜祭に登壇した。

SixTONESの松村北斗(31)と今田美桜(29)がダブル主演を務める同作は、7月に死去が公表された東野圭吾さんの同名小説が原作。解決したはずの殺人事件に違和感を抱いた容疑者の息子(松村)と被害者の娘(今田)が、タブーな関係性でありながらも手を取り合い、事件の“真相”を追う物語。

イベントの中で、今田は自分の推しのシーンについて、「五代さんがとにかくお茶を飲んでいるシーンと言いますか…。いろんなシーンで五代さんはお茶を飲んでいます」と、刑事・五代努を演じた柄本の演技について言及。今田の答えについて柄本が「出されたお茶は絶対飲むって決めてたんです」と釈明すると、今田は「私はそれを柄本さんと初めてご一緒するシーンで、第一声がそれだったんです。『僕は今回、毎回お茶を飲むチャレンジをしている』と言ったのが印象的で」と回想した。

柄本はお茶をその演技の意図について「五代はどこからともなくやって来てどこかへ去って行くっていう、人物設計も割と自由な部分も大きくて…」と、“自由人”的な部分もある役どころゆえの行動だったと解説。「その中で自分の設定で出されたお茶は飲むと決めていたんですけど、1シーンだけ飲めていないシーンもある。それは2回目以降で楽しんだら良いと思う(笑い)」と独特な見どころも挙げた。

ここで岸監督がたまらず「補足して良いですか」とアシスト。「元刑事さんが警察監修をしていて、出されたお茶は手を付けないのが多いらしいんです。(撮影中)佑さんがお茶を飲んでいて『いっちゃえ、いっちゃえ』と思っていたんですけど、東野さんがプロデューサーに『五代はお茶を飲む刑事なんです』と言っていた後で聞かされて…。それ、正解です」と衝撃の事実を告白。原作者の意思と重なるドンピシャ演技となり、柄本は「まじっすか。すごい話。俺全然知らなかった!ええ…」とぼうぜんとしていた。

イベントには松村、今田、吉田羊が登壇。