歌舞伎俳優中村芝翫(61)が5日、東京・新橋演舞場で、6日に初日を迎える舞台「リア王」の公開通し稽古を行い、取材に応じた。

芝翫は稽古を振り返り「リア王という作品を脚本、演出の先生に解説してもらい、夏の特別授業に参加しているような感じでした。大変に勉強させられ、膨大にいろんなことを教えていただいた」と話した。

稽古場は和気あいあいとした雰囲気で、8月31日の誕生日には共演者がお祝いをしてくれたという。

舞台衣装は、着物をベースにしている。芝翫は「中がドレスだったり、シャツを着ていたり、趣向を凝らしています。花道があって、ちょうちんが下がっている劇場でのシェークスピア。新しいリア王が見どころだと思っています」と話した。

松下由樹は、芝翫について「立ち稽古でせりふがすべて入ってて、圧倒されました」とし、さらに「普段はとても優しいのですが、舞台上に立った時のにらみはすごいです。心臓めがけてやってきます」と明かした。

ほか、三浦涼介、朝月希和、井上小百合、大野拓朗、二反田雅澄、小倉久寛、村田雄浩が出演。22日まで。