氷川きよしが49歳の誕生日の9月6日、東京のLINE CUBE SHIBUYAで「氷川きよしコンサートツアー2026-2027~KIINA,SLAND2~」の東京公演を行った。
今回はデビュー曲「箱根八里の半次郎」「大井追っかけ音次郎」「白雲の城」など演歌中心で、詰めかけた1900人のファンを楽しませた。
40代最後の年となった。氷川は「49歳になってしまいました。でも今が一番若いと思っています」「人生を積み重ねて今がある。これからも命ある限り歌っていきたい」と話した。
2000年(平12)2月2日に22歳でデビューした。以後、NHK紅白歌合戦24回出場。第48回日本レコード大賞(06年)で「一剣」で大賞を獲得するなど、常に歌謡界の第一線を走り続けてきた。
デビュー27年目となるが、その誠実で有言実行の姿勢は変わらない。
日刊スポーツが取材した誕生日の発言からも、それが読み取れる。
30歳になった際には「今の自分の生き方やスタイルを変えないで、自分らしく突き進んでいきたい。誠実さとか、自然体、自分らしさというものは、大切に守っていきたい」。
30歳最後の日となる17年9月5日に「男の絶唱」を発表した。その歌詞に「いかに時代が移ってゆけど、見失うかよ、心の灯り」とある。氷川の決意を歌っているかのようだった。
40歳の誕生日を迎えてこう語った。「40代になっても落ち着きたくないですね。僕はマンネリ化が、現状維持が好きじゃない。やってみないと分からないこともある。向上しようという好奇心は持ち続けたい。未知なる扉を開けるのが好きなんです」。
その言葉通り、40歳になると、J-POP(アニメソング)の「限界突破×サバイバー」を発表。
最近もマイケル・ジャクソンさんをほうふつとさせる「Party of Monsters」(25年)で小室哲哉とタッグを組み、ラップやロックの扉も開いた。
30歳となり「自分らしく突き進んでいきたい」と語り、40歳となり「向上しようという好奇心は持ち続けたい」と誓った。
そして50歳を前に「これからも命ある限り歌っていきたい」と話した。
誕生日前の9月2日にアルバム「美空ひばりを歌う」を発表した。
今回の東京公演でも尊敬するひばりさんの「川の流れのように」を熱唱した。
♪生きることは 旅すること 終わりのない この道
氷川の地図のない歌の旅は、これからも続いていく。60歳、70歳…のコメントが楽しみである。【笹森文彦】



