元テレビ朝日社員の玉川徹氏は9日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。
秋雨前線の影響で愛知県や岐阜県など東海地方で線状降水帯が発生し、名古屋市内で大雨による道路の冠水などの被害が出たことをめぐり、最近の気象状況を念頭に「明らかに異常。ちょっと、過去に記憶がない」と危機感を示した。
8日午後、愛知県西部と岐阜県美濃地方に線状降水帯が発生するなど東海地方を中心に記録的な豪雨となった。両県を流れる庄内川には一時、レベル5氾濫特別警報が発表された。また関東地方でも大雨となり、東京都内でも冠水や河川の増水が確認された。
番組では、8日の名古屋市や東京都心での大雨の状況や、一夜明けた名古屋市内の様子などを中継をまじえて伝えた。MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一に「連日(大雨のニュースを)お伝えしていますが、昨日は名古屋です。川の氾濫(はんらん)、市内での浸水」と指摘を受けた玉川氏は、「本当に連日なんですよ」と応じ、「こうやって日々お伝えしていて、今日は名古屋の話をしていますが、振り返ってみるとこの10日間で線状降水帯の半日前予測情報が出た地域は」とした上で、9月に入って九州北部や東海、北陸、東北、関東甲信、近畿、四国と全国に及んでいることに言及。「緊急安全確保に関して言うと、9月3日の青森、7日の伊豆諸島、昨日の愛知と、わずか10日間の間に、どの一つをとっても、その年の大きな水害として記憶できるようなニュースが連続している」と、その異例さに触れた。
その上で、「点としてもひどい被害ですが、線として面として見ると、明らかに異常ですよね。ちょっと私、過去に記憶がない」と口にした。
このニュースを伝えた際に解説役として出演した東大大学院の関谷直也教授に、玉川氏は「過去にあったんですかね」と問い、「現象としては昔からあるが、頻度としては、近代の気象観測150年では最大であるという頻度であることは間違いなく、今年は近年まれに見る異常な現象とはいえると思います」などのコメントを得た。
羽鳥が「どこで起きてもおかしくない」と述べると、玉川氏は「過去にも梅雨の末期とかに大きな水害はありましたが、この時期にこれだけ全国に渡ってこれだけの水害が起きるようなことは、異常だということなんですか?」と再び疑問を口にし、「これだけの降雨量が降るというのは過去にないくらい珍しい現象であることは間違いない」とのコメントを得ると、納得したようにうなずいていた。



