15日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)のパネル企画で、元同局社員でレギュラーコメンテーターを務める玉川徹氏の住まいに関して、解説役で出演した専門家のちょっとしたひとことに、MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が敏感に反応し、「待った」をかけるひと幕があった。

この日の同番組のパネル企画は、昨今日本全国で豪雨水害が頻発していることを受け、「ハザードマップ徹底解剖 見えない川 あなたの街のリスクは」をテーマに放送。ハザードマップを確認することの重要性を伝えるとともに、8月の千葉豪雨での被害を振り返り、内水氾濫(はんらん)の危険性のほか、都市化や水害対策のため地表からは見えない所に埋設された「暗渠(あんきょ)」と呼ばれる河川や排水路が全国に点在しているとして、留意する必要があるというアドバイスも、解説役で出演した災害リスクアドバイザーの松島康生氏からなされた。玉川氏も、番組でこうしたテーマを扱うようになったことで、以前よりも心構えをするようになったと明かした。

企画の終盤で視聴者からの質問コーナーに入った際、高台の一軒家に住むという視聴者から「内水氾濫の想定範囲外でも、何か対策をする必要はありますか」の問いが寄せられた。松島氏は「内水氾濫ではないが、洪水が発生した場合、地域が停電になる恐れもある。その時に応じて、水や電気の用意も必要ですし」と述べた後、「玉川さんのように、マンションの高層階に住んでいる方は、うちは大丈夫だと…」と述べたところで、羽鳥が「玉川さん、高層階に住んでいるか分かりませんよ」と、「待った」をかけるように指摘した。個人情報に関わる指摘ということもあってか、玉川氏も「私は、高層階に住んでいると言ったことはありません」と訴えた。

松島氏は「あっ、そうですか」とあわて、「マンショにお住まいの方で上の方なんかは」と一般論に切り替えた。その後、「ここは浸水しないからということで何の準備しない方がたまにいらっしゃる。そういうところでも、洪水や水害で停電する恐れもある。停電すると、エレベーターも電気も使えず、水もくみ上げられなくなる。トイレにも行けなくなるので、そういうことの準備、備えは必要になってくる」と、質問に対して注意を促した。