フォークシンガー松山千春(70)が4日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。9月18日に多臓器不全のため91歳で亡くなった脚本家の倉本聰さんをしのんだ上で、過去2度ほどあった口ゲンカの経緯説明を行った。
北海道足寄出身の松山と富良野に移住してきた倉本さんはともに北海道に根を生やして活動してきた。「俺と倉本さんってすごい仲良かったんだ」と前置きした上で「書いたドラマ、『2丁目3番地』とか『青春とはなんだ』『うちのホンカン』シリーズ、『前略おふくろ様』。そういうの大好きだったからな。『倉本さん、いいドラマ書いてますね』みたいな感じだったんだけど」と切り出した。
最初の口ゲンカは倉本さんの発言がきっかけだった。ススキノの飲み屋で倉本さんから「千春も北海道の人間じゃなくなったな」と言われ、松山は激怒。「おい倉本、お前、今なんて言った? 俺が北海道の人間じゃない? バカ言うんじゃないよ、この野郎。俺には200年の北海道の人間の血が流れてんだ。てめえなんか昨日今日、富良野に来たばっかりじゃないか。そんなやつに北海道の人間じゃないのなんて言われたくないよ。バカ野郎! 帰れ!」とやり返したという。
2度目も同じ飲み屋だったと明かした。「そしたらまた隣同人になって、前回のケンカがなかったことのように、また楽しく話してたんだ。で、倉本さんが映画でも撮ろうかなぁと。『いいじゃないですか。倉本さんが作る映画だったら、楽しい映画になるんじゃないですか、楽しみですね』って言ったら『映画は作るけど、お前を出演させる気はないよ』って言われたんだよ」と状況を説明。
「俺、何も出演したいなんて一言も言ってないんだから。それでまたカチンときたんだよ。『バカ野郎、この野郎、何言ってんだと。俺には北海道200年の血が流れてんだぞ。その俺に対してお前、何が出す出さないとか、俺がいつ出してほしいって言った? 帰れ、この野郎!』と。これが2回目の衝突でして。それからは俺は富良野に行くことなくなったし。全くなしのつぶての状態になってたんだけど」と語った。
松山は倉本さんをめぐる話題の最後に「今度会ったら仲直り、まぁ、あの世で仲直りできたらいいね。あっちでもちゃんと脚本うんぬんしっかり書いて頑張ってくださいよ。ご冥福を祈ります」と締めくくった。
生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。



