テレビ東京は23日、「限りなく透明に近いブルー」「愛と幻想のファシズム」などで知られる作家の村上龍さんの訃報(ふほう)を受け、追悼した。村上さんは同局で06年の放送開始から今年3月26日までインタビュアーを務めていた。

コメントでは「村上龍さんのご逝去を悼み、心よりお悔やみを申し上げます」とし「20年もの長きにわたり経済報道番組『カンブリア宮殿』のインタビュアーを務めていただきました。この間一度も番組をお休みすることなく、経営者を中心に延べ1000人を超えるゲストをスタジオに迎え、作家ならではの鋭い視点で様々な話を引き出し、他に類を見ない経済番組の形を作っていただきました」と感謝。

番組を勇退するにあたり「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」という言葉を残していたという。その上で「これからますますのご活躍を期待していただけに、今回のご逝去には大変驚いております。村上龍さんのこれまでのテレビ東京への多大なるご貢献に対して、最大限の感謝の思いをお伝えする次第です。本当にありがとうございました」と追悼した。

以下、追悼コメント全文

村上龍さんご逝去に関してこの度の村上龍さんのご逝去を悼み、心よりお悔やみを申し上げます。

村上龍さんには2006年から今年の3月まで20年もの長きにわたり経済報道番組「カンブリア宮殿」のインタビュアーを務めていただきました。この間一度も番組をお休みすることなく、経営者を中心に延べ1000人を超えるゲストをスタジオに迎え、作家ならではの鋭い視点で様々な話を引き出し、他に類を見ない経済番組の形を作っていただきました。また、番組の最後にその回ごとの思いを直筆のメッセージでしたため、多くの人に気づきを与えてくださいました。最後の出演では「死&生」とのメッセージを残され、最後まで作家としての独自の美学を表現されました。

2026年3月26日の放送をもって、番組開始から丸20年の節目で小池栄子さんとともに番組を勇退され、その後は後任の金原ひとみさん、ヒャダインさんにバトンをつないだばかりでした。

勇退にあたっては「作家は、死なず、ただ立ち去るのみ」という言葉を残され、作家としてこれからますますのご活躍を期待していただけに、今回のご逝去には大変驚いております。村上龍さんのこれまでのテレビ東京への多大なるご貢献に対して、最大限の感謝の思いをお伝えする次第です。本当にありがとうございました。

2026年10月23日

テレビ東京

【全文】芥川賞作家の村上龍さんが自宅で死去、74歳 幻冬舎が発表「時代のトップランナー」>>