9月18日に多臓器不全のため91歳で亡くなった、ドラマ「北の国から」などの脚本家倉本聰(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)さんのお別れの会が3日、北海道・富良野市内で行われた。祭壇には3枚の大きな写真が飾られた。3枚の写真についての説明は以下。
【向かって左の写真】
2004年春撮影。「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督が、「北の国から」の富良野を訪れた際、倉本さんが愛車のレンジローバーで案内した時の写真。夜は、倉本さんがプロデュースするSoh’s BARで、2人楽しい時間を過ごしたという。ユン監督はその後、2017年に富良野を舞台とした劇場作品「心に吹く風」を制作。ヒロインが富良野自然塾の関係者という設定で、ロケシーンもあった。
【中央の写真】
77歳の2012年9月撮影。自宅横のアトリエ棟で、地元の企業家を迎えた取材の際に撮影された写真。アトリエは脚本執筆に加え、芝居の稽古や打ち合わせ、点描画の制作、対談・インタビューにも使われた創作の拠点だった。地元で頑張る若者を応援していた倉本さんの思いがあふれ、父親のような笑顔を見せた。
【向かって右の写真】
62歳の1997年撮影。「今日、悲劇で」「ニングル」の大阪での連続公演のプロモーションに使用された写真。富良野塾の演劇作品が2度目の海外公演へ出発する時期のもので、創作物の感動を世界で共有する喜びを感じて見せた笑顔だという。この時のカナダ縦断公演は大成功だった。



