8日に最終回が放送されたTBS系日曜劇場「VIVANT」(午後9時)が、映画化されることが同日放送で、発表された。
ラストで、堺雅人がVTRで登場。12月4日公開と伝えた。TBSはIMAX同時公開も決定したと発表。8日深夜0時から、初日4日の前売り上映チケット販売もスタートする。
大ヒットドラマの映画化は王道といえる。過去にも複数の成功事例があった。
1997年のフジテレビ系「踊る大捜査線」(織田裕二主演)は本編シリーズ、スピンオフ作品、関連作品を含め全10作以上もある。
2003年公開の「踊る大捜査線THE MOVIE 2レインボーブリッジを封鎖せよ!」は興収173・5億円をマーク。今年9月には「踊る大捜査線N.E.W.メトロポリスを駆け抜けろ!」が公開された。
フジテレビ系「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(山下智久主演)シリーズも映画化で成功した。18年公開の「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は興収93億円だった。
08年4月期のTBS系「ROOKIES」は翌09年9月に「ROOKIES-卒業-」として映画化。興収は85・5億円をたたき出した。
フジテレビ系「HERO」シリーズは主演の俳優木村拓哉が検事役を務め、話題となった。07年公開の「HERO」映画版は興収81・5億円、2015年公開版は興収46・7億円。
「VIVANT」は福澤克雄監督による完全オリジナルストーリー。同局の名物枠、日曜劇場で23年に第1シーズンが放送され、社会現象化した。第2シーズンは、今年7月期から2クール連続で放送され、堺演じる乃木憂助が所属する自衛隊の秘密組織「別班」を軸にしたストーリー。中国の秘密組織「シンシー」に拉致された別班員の奪回や、第1シーズンから登場したバルカ共和国出身の少女ジャミーン(本間さえ)の出生をめぐる物語などが展開された。視聴者が放送後に真相を予想する「考察」は、SNSだけでなく、同局の番組や他メディアをも巻き込んだ。
アゼルバイジャン、岐阜、出雲地方など国内外各地のロケによる壮大なスケールも前作から継続。堺雅人の一人三役となったシンシーのメンバー、リュウ・ミンシュエンや、宮下今日子演じるシンシーの責任者、樊林杏(ハン・リンシン)、チョッキー(タナパック・ジョンジャイパー)、高山みなみが声優を務めるAIハヤトら、新たな個性的キャラクターも登場した。
平均世帯視聴率は最終回直近まで15%台以上の高水準をキープ。ファンがロケ地を訪れる「聖地巡礼」の動きも出るなど、前作に引き続きフィーバー化していた。



