タレント松居一代(52)が、大学教授になったことが2日、分かった。3日、愛媛・宇和島市の愛媛女子短大の入学式に出席する松居は、今月末から同校特任教授として「ライフスタイル研究1」の講義を持つ。内容は自ら考案した掃除用具「マツイ棒」の作り方から、夫の操縦法、ピンチ脱出法など。多くのトラブルをプラスに転じるなどしてきた松居には、民主、自民の両党から参院選挙出馬の熱烈オファーもあるが、それらを固辞。「今は政治より教育」の思いを胸に教壇に立つ。
掃除術、家事術、医者の探し方、金銭管理術…。松居の人生が、そのまま講義内容になる。取材に応じた松居は、東京の自宅から約1000キロ離れた愛媛女子短大健康スポーツ学科の特任教授になることを認め、意気込みを語った。
松居
大学側に2年前からお話をいただき、決断しました。東京から航空機と車で片道4、5時間かかるので、講義は月1回のペースですが、受けた以上は飾りではなく、しっかりやりたい。「人生は自己責任」をコンセプトに、私の知識と知恵をぶつけたい。テストの作成、成績も私がつけて、単位も出します。講義内容はすべて収録し、学生が1年間でどう変わっていくかも記録します。家庭訪問もしてみたい。
松居によると、講義は4月末から始まり、まずは「掃除術」から入る。講義を受ける約300人に、自ら発明した「マツイ棒」の作り方を伝授し、掃除の基本を教えるという。その後、「家事術」「家庭経済」と続き、夫の船越に対して実践している「夫の操縦法」も披露する。「例えば財布に3万円以上は入れさせないとかですかね。船越も交際期間中は、私の誕生日も覚えていないクズ男の面もありましたが、両親に電話で優しく語りかける姿などを見て、この人は磨けば光るダイヤモンドの原石と分かりました。原石の探し方も伝えたい」。その他、長男のアトピー性皮膚炎闘病などで学んだ「医師は自分で選ぶ。セカンドオピニオンの大切さ」などの医療対策術。天井崩落のトラブルで大手ゼネコンとの交渉で得た「トラブル解決術」も伝えていく。
人生経験豊かな松居には、民主、自民の両党から夏の参院選挙出馬話が届いたという。現在もオファーは続いているが、松居は「どちらも好条件ですが、昨夏、実際に学校に足を運んで素朴で元気な学生に接してから、ここでお役に立ちたいと決めてました」と話す。松居を口説いた同短大を経営する創志学園の大橋節子学園長は「有名人だからではなく、松居さんの人生哲学に共感してお願いしました。他では見られない熱い講義になり、学生にいい影響をもたらすことを期待します」と話している。
[2010年4月4日6時52分
紙面から]ソーシャルブックマーク




