俳優長門裕之(76)が解離性動脈瘤(りゅう)と診断され8月にも心臓のバイパス手術を受けることが19日、分かった。長門はこの日、大阪市内で出演舞台「愛、時を越えて」(6月4~20日、大阪松竹座)の制作発表に出席した。

 長門は95年にも動脈瘤の手術を受け、以降は投薬治療を続けていた。昨年10月、献身的に看病を続けていた妻の南田洋子さんが亡くなり、長門は「洋子が死んで急にがっくり来ちゃったのかな?

 動脈瘤が急に大きくなっちゃってね。今回はちょっとリスクが高い手術なんだけど頑張るよ」と笑顔で話した。

 「愛-」は元宝塚歌劇団トップスターで同期生の紫吹淳(41)と香寿たつき(44)がラブシーンを演じることでも話題。南田さんが亡くなってから初めての舞台となる長門は徳川家康役で出演する。

 [2010年4月20日8時49分

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