4連覇を目指す藤井聡太名人(23)が初登場の糸谷哲郎九段(37)に先勝した、将棋の第84期名人戦7番勝負第2局(青森市「ホテル青森」)は26日午前9時、再開された。25日午前9時からの2日制で始まった対局は、同日6時44分に先手の藤井が37手目を封じて初日を終えていた。
序盤早々に前例を離れる力戦となった今局は、26手目に後手の糸谷が5筋に飛車を振る中飛車とし、中央からの制圧を狙った。小競り合いが始まった2日目は1~5筋が主戦場になっている。
午後3時になっておやつが出された。藤井は「なとわ」と津軽りんご酢ソーダ、糸谷は「生姜みそのバスクチーズケーキ」と岩木山養蜂のハニーラテで糖分補給をした。「なとわ」は、青森県産のりんごと北海道の牛乳を使ったミルクまんじゅう。同県津軽地方の方言の「な(あなた)」と「わ(わたし)」という意味だ。
盤上の「な」と「わ」は、藤井が中盤抜け出してリードを広げつつある。このまま押し切るか、糸谷が粘って押し返すか。午後5時からは30分の夕食休憩もある。決着は26日夜の見込み。

