4連覇を目指す藤井聡太名人(23)が初登場の糸谷哲郎九段(37)に先勝した、将棋の第84期名人戦7番勝負第2局(青森市「ホテル青森」)は26日午前9時、再開された。

25日午前9時からの2日制で始まった対局は、同日6時44分に先手の藤井が37手目を封じて初日を終えていた。

相掛かりで序盤早々に前例を離れる力戦となった。26手目に後手の糸谷が5筋に飛車を振る中飛車として、中央からの制圧を狙っている。1手1手が難解な手探り状態で、お互いに時間を使って間合いを図るスローペースとなっていた。

今回の名人戦は、「みなとまち・あおもり誕生400年」の記念事業。昨年青森港は開港400年、今年は「青森まちづくり400年」を迎えた。1979年(昭54)第37期の中原誠名人対米長邦雄棋王(肩書は当時)以来、47年ぶりに青森で開催された名人戦は双方の構想力が試されている。まだまだゆっくり自陣を整備してから仕掛けるか、すぐにでも戦いが始まるのか注目だ。

持ち時間は各9時間。初日の消費時間は藤井が3時間58分、糸谷4時間30分。2日目は藤井が5時間2分、糸谷が4時間30分の残り時間で戦う。午前10時と午後3時におやつが出され、正午からは1時間の昼食休憩が入るのは初日と同じ。2日目は午後5時から30分の夕食休憩もある。決着は26日夜の見込み。

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