一力遼名人への挑戦権を争う、囲碁の第51期名人戦挑戦者決定リーグの最終一斉対局が27日に行われた。9人のトップ棋士による総当たり戦で、6勝1敗でトップを走る芝野虎丸棋聖・十段が5勝2敗の許家元九段を下して、挑戦権を獲得した。
このほか、井山裕太碁聖が福岡航太朗本因坊、伊田篤史九段が余正麒九段、村川大介九段が桑原樹七段をそれぞれ下した。負ければ降級の可能性があった国民栄誉賞棋士の井山は、辛くも残留した。
5人が残留し、4人が陥落するこのリーグの最終結果は、7勝1敗で成績最上位の芝野が挑戦者。5勝3敗の許と、同じ5勝3敗ですでにリーグ戦を終えていた本木克弥九段、4勝4敗の井山と余が残留した。順位(相撲の番付のようなもの)が2位の井山、同5位の余と4勝4敗で並びながら、順位6位と格下の伊田、3勝5敗の福岡と村川、1勝7敗の桑原がリーグから陥落した。

