千葉県我孫子市の小3女児殺害事件で、亡くなったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん(9)が通っていた松戸市立六実第二小学校で5日、始業式が行われた。容疑者が依然、逮捕されない状況の中、児童たちは住民や警察、保護者、教職員らに厳戒態勢で見守られながら登校。下校時も教員が引率する集団下校が実施された。

 同校は登校時間を午前8時からの20分間に限定する集中登校と、教員が引率する方向別の集団下校を当面の間、続けるとしている。

 この日、娘の登校に付き添った女性の保護者は「犯人が捕まるまでは一緒に登校しようと思います。早く捕まってほしい」。また、別の保護者の男性は「リンちゃんは、娘が1人で帰る時、『送ろうか』と声を掛けてくれるような優しい子だったのに」と話した。

 松戸市によると、始業式開始前に校長から児童らにリンさんについての話をし、全員で約30秒間、冥福を祈り黙とう。その後、校歌を合唱したという。

 リンさんは3月24日朝、松戸市の自宅を出て登校中に行方不明になり、26日早朝、自宅から約10キロ離れた排水路脇で見つかった。