東京都議選(7月2日投開票)は24日、告示後最初の週末を迎え、各党トップや幹部は候補者とともに街頭に立ち、支持を訴えた。

 自民党の石破茂・前地方創生相は24日、JR池袋駅前で都議選自民党候補の応援演説し、築地市場の移転問題をめぐる小池氏の方針に強い疑問を投げかけた。「豊洲移転&築地再開発」で、将来は両地に市場機能を置く共存案が提示されたが、石破氏は「自民党は市場を2つに分散するのは非効率だと思っている。1つだからこそ初めて機能を発揮する」と指摘。「あっちにも、こっちにもいい顔をしていると、結局どちらもダメになる」と批判した。石破氏は、小池氏と近い関係だが「自分の主張を通すだけが政治ではなく、実現するのが政治だ」と苦言を呈した。