公式戦29連勝の新記録を樹立した将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が6日、大阪市の関西将棋会館で指された順位戦C級2組で中田功七段(49)を破った。2日に初黒星を喫し、連勝が「29」でストップして以来、初めての対局を逆転勝利し、公式戦通算30勝目を挙げた。次戦は11日、加古川青流戦でベスト8をかけ、都成竜馬四段(27)と対局する。

 ◆藤井四段の今後

 ◇11日 加古川青流戦3回戦=都成竜馬四段(関西将棋会館)

 ◇21日 上州YAMADAチャレンジ杯準々決勝=三枚堂達也四段対梶浦宏孝四段の勝者(東京将棋会館)

 ◇24日 棋聖戦予選=西川慶二七段。勝てば阪口悟五段(関西将棋会館)

 ◇27日 銀河戦=平藤真吾七段(関西将棋会館)