第31回世界天才会議の開会式が7日、東京・新宿駅西口広場イベントコーナーで行われ、発明家のドクター・中松氏(89=本名・中松義郎)らがテープカットを行った。式典の中で中松氏は14歳の天才将棋棋士、藤井聡太四段を引き合いに出し、「14歳というのは才能にあふれている年代で、頭の柔軟性のピーク。私は14歳でエコキュートや灯油ポンプを発明した。ここにも才能にあふれた発明家の卵の作品がいっぱいある」とあいさつした。

 この会議には日本をはじめ、米国、台湾など12の国や地域の民間企業や大学など、150ものブースが出展されている。「生コンで作ったペット用のアンカー」「前立腺機能を守る健康食品のバナナおしべエキス」など、あっと驚く発明品、新商品などが並べられている。このイベントは8日まで開催されている。