東京都の小池百合子知事は22日、定例記者会見を行い、来月行われる見通しの衆院選に関し、都知事として国政政党に関与した場合のことについて「矛盾するものとは考えていない。知事でかつ国政に関与したのは他にも参考例がある。模索をしていきたい」と前向きに答えた。ただ、このタイミングでの解散には「大儀なき解散だ」と批判した。

 また、争点の1つとなるとみられる憲法改正について「改正の余地がある。ただ、9条の1点のみに議論を集約させたことでこの国の思考を停止させてきた。総合的に見るべきだ」と前向きに語った。