民進党は10月31日の両院議員総会で、前原誠司氏の後任となる新代表に、大塚耕平参院議員(58=参院愛知、当選3回)を選んだ。

 政策通の論客で知られるが、知名度は高いとはいえない。就任会見でも、「一般の方からすれば『誰だ』という面もあると思う」とズバリ指摘され、「もともと日本銀行の職員で…」と、自己紹介から始めるひと幕も。「マネジメント能力は、人並みにあると思う。課題に向き合う中で発揮したい」と述べた。

 代表就任の率直な感想を問われ「責任が重い。荷が重い」と漏らしたが、「『荷が重い』は取り消しましょう」とすぐに対応。「党勢拡大へ、粉骨砕身する」と訴えた。民進党から分裂した立憲民主党や希望の党との関係については早期の合併&再編を否定し、「徐々に信頼関係を構築したい」と述べるにとどめた。

 蓮舫前代表も出馬を模索したが、20人以上の推薦人を集めて届け出たのは大塚氏だけ。選挙戦による混乱回避へ、候補者が一本化された。きょう11月1日召集の特別国会前日に新代表は選ばれたが、主要人事は今後あらためて決定する。