希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は10日、同党の共同代表に玉木雄一郎衆院議員(48)が選出されたことに関し、「若い48歳の玉木さんが代表になられたことは、良かった。(国会議員の)皆さんで選んだ代表なのだから、皆さんでしっかりフォローしていただきたい」と述べた。

 都庁で、報道陣の取材に答えた。

 玉木氏は小池氏の路線に近いが、玉木氏と共同代表選を戦って敗れた大串博志衆院議員(52)は、小池氏路線とは距離を置いており、党内が再び混乱する可能性も指摘されている。

 玉木、大串両氏は民進党出身。小池氏は、党内対立を繰り返してきた民進党時代から引き継がれた「党内文化」の払拭(ふっしょく)を念頭に、国政での所属議員の一致結束を求めた形だ。