東京都の小池百合子知事は12日の会見で、上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャンの観覧方法を2月1日から変更し、現在の事前抽選から当日、先着順での整理券配布に変更すると明かした。観覧時間も現在の2時間半から7時間へ、4時間半拡大。観覧エリアも広げるため、1日の観覧人数は約2000人から約9500人へ、一気に7500人増える。パンダ親子の健康面に配慮して時間を制限してきたが、「シャンシャンはすくすく育って健康状態も良い。ふれ合うチャンスが増えるので、上野に見に来てほしい」とPRした。

 一方、成人式当日に突然店舗を閉鎖した「はれのひ」の問題に関し、都の対応を問われ「無責任な会社でひどい話。基本的には法律上の問題と思うが、どう予防するかという条例が必要かどうか考えたい」と述べた。被害に遭った都民には、まず消費者センターに領収書などを持ち込み、相談するよう呼び掛けた。