国民栄誉賞を贈られた将棋の羽生善治(47)は13日の会見で、17日に都内で行われる朝日杯将棋オープン戦準決勝での、藤井聡太五段(15)との公式戦初対局について、「心待ちにしている」と述べた。

 羽生は「以前からきょうの日(国民栄誉賞の授賞式)が終わったら、一息つけると思っていた」とした上で、「(藤井戦によって)まったくそうではなくなった」と苦笑い。その上で「公式戦では初顔合わせでもあるし、公開対局でもある。私自身、張り切ってその対局を心待ちにしている」と述べた。