自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長は16日、国会内で開いた「2020年以降の経済社会構想会議」後の取材に、国会改革に関して「今のままの国会を続けても、与野党どちらにも得はない」と危機感を示した。

 与党側の説明責任や、欠席戦術で批判を浴びた野党にも触れ「与野党が、フェアな議論を交わせる議会のありかたが必要。変えるには野党の理解も必要だ」と述べた。自身が所属する衆院厚労委員会で、野党が欠席でも政務三役が張り付きで出席した現実を挙げ、「今の国会の姿を伝えることで、なぜ国会を変えたいと思っているか理解してもらえるのではないか」と訴えた。