日本将棋連盟は25日、今月21日に27年ぶりに無冠になった前竜王・羽生善治(48)の肩書を「九段」にすると発表した。本人の意向を受け、決定した。25日付で「羽生善治九段」となる。

羽生は山口県下関市「春帆楼」で行われた第31期竜王戦7番勝負第7局で、挑戦者の広瀬章人八段(31)に敗れた。対戦成績3勝4敗で、防衛に失敗した。同時にタイトル獲得通算100期獲得はならず、27年ぶりの無冠となっていた。