2020年東京五輪(オリンピック)・パラリンピック組織委員会などは27日、都内で輸送連絡調整会議を開き、各競技会場周辺の交通量を抑制することを決めた。

各会場に車両や人が集まり交通が混雑することを予想し、一定のエリアを設けて一般車両の進入を防ぐもの。通行禁止のほかに駐車対策、信号の調整、迂回を促すなど総合的に交通量を抑える。エリア内の居住者や業務車両などは対象外となるが、一般車の通行を規制することで期間中の全体の交通量抑制にもつながることを期待する。会場ごとの具体的な内容は今夏に発表される。