平成元年(89年)のセンバツを制した東邦が、それ以来30年ぶりの優勝で平成最後の春も制した。アルプススタンドからは部員や保護者はもちろん、地元少年野球チームや元年V選手らOBも熱い声援を送った。

そんな中、同校がある名古屋市の河村たかし市長(70)も急きょ、応援に駆けつけた。優勝をしっかりと見届け「グッドジョブ。サンキューベリーマッチ。最高。名古屋の力がいよいよ爆発する。名古屋の時代が来たね」と祝福した。

元年のセンバツVの瞬間もアルプススタンドにいた同校OB会長の浅野圭伸さん(75)は「森田(泰弘)監督とは腐れ縁。『君が(監督を)やっているうちは応援するから』と言っていた。ここで花開いた彼の人生にとっても金字塔。大変喜ばしく、うれしく思います」と話した。