新潟県下越地方で18日午後10時25分ごろ、最大で震度6強の地震が発生した。

震度6強の地震に見舞われた新潟県村上市役所によると、市内を走る国道345号線の今川から板貝の間にある弘法トンネルで落石があり、通行止めだという。また、同市内の府屋で80代の男性が避難する際に足を負傷したとの情報が入ったという。深夜0時時点で火災、ガス漏れなどの情報、通報はないという。村上市役所では、震度6強の激しい揺れに加え、津波注意報が発令されたことを受けて、災害対策本部が設置され、会議が行われた。

村上市消防本部によると午後11時20分現在、地震の影響で転倒したと119番通報があり、緊急出動したという。担当者は「消防本部でも揺れがありました。小刻みな横揺れが20秒ほど続きましたが、消防本部内で、ものが倒れたりなどはありませんでした」と地震発生当時の状況を説明した。

また震度5弱を観測した、山形県大蔵村役場の担当者は、午後11時半時点での段階で「被害の情報は入っていません」と説明した。