元「モーニング娘。」メンバーで立憲民主党から参院選比例代表へ出馬した市井紗耶香氏(35)が公示となった4日、東京・新宿駅東南口広場で、公示後初の街頭演説を行った。

時折激しく雨が降る中、黒のトップスにベージュのパンツ、白のスニーカー姿で登場。市井がマイクを渡された時は、ちょうど雨が激しくなっていた。

出馬理由を「政治の世界に子育ての当事者があまりにも少なすぎるから」とあらためて説明。また、出馬については迷ったことも明かしたが、「誰かの声を待つのではなく、自分自身が1歩を踏み出さなければ」と語った。約5分の街頭演説では、変わらず「病児保育」「育児手当」の改善を訴えた。

公示後初の街頭演説を「緊張しましたが自分の思いは伝えられたと思います」とし、今後について「自分の言葉でしっかり訴えていきます」と力強く語った。

演説後の移動中、有権者に握手をする中で街頭演説を聞いていたと思われるタレント松尾貴史(59)から声をかけられ、笑顔で握手も交わしていた。

この日、枝野幸男代表(55)ほか、東京都選挙区の塩村あやか氏、山岸一生氏、比例区の石川大我氏、奥村まさよし氏、川田龍平氏、斉藤りえ氏、佐藤かおり氏、白沢みき氏も同席した。