将棋の羽生善治九段(48)が12日、大阪市「関西将棋会館」で行われた第67期王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝で、豊島将之名人・王位(29)に敗れた。

これで斎藤慎太郎王座(26)への挑戦はならず、タイトル獲得通算100期も、持ち越しとなった。羽生は1992年(平4)、王座戦で挑戦者として初めて登場して以来、17年まで26年連続出場。通算24期、王座を獲得していた。昨年は挑戦者決定トーナメント1回戦で姿を消していた。