全国随一の激戦区となった東京選挙区では、自民現職の丸川珠代氏(48)、共産現職の吉良佳子氏(36)に加え、立民新人の塩村文夏氏(41)が初当選を果たした。

東京選挙区で、女性が3議席を獲得するのは初めて。3度目の当選の丸川氏は、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開閉会式などが開かれる新国立競技場近くに事務所を構え、20年大会を前に「大会を楽しんでもらうには、安心安全が1番重要。態勢を整えたい」。前回、共産党躍進の象徴となり、今回再選された吉良氏は、ブラック企業などの問題に触れ「皆さんの声を引き続き国会に届けていきたい」と話した。