20人が6議席を争った激戦区、東京選挙区では、自民現職の丸川珠代元五輪相(48)が3選、共産現職の吉良佳子氏(36)が再選され、立民の新人の塩村文夏氏(41)が初当選した。東京選挙区で、女性が3議席を獲得するのは初めて。

前回に続いて100万票を超える票を獲得し、トップ当選の丸川氏は、20年東京五輪・パラリンピックを前に「大会を楽しんでもらうには、安心安全が一番重要。態勢を整えたい」。吉良氏は、これまで追い続けてきたブラック企業の問題などに触れた上で「皆さんの声を、引き続き国会に届けていきたい」と話した。

自民の武見敬三氏、日本維新の会の音喜多駿氏、立憲民主党の山岸一生氏の3人が、残り2議席を22日未明まで激しく争い、5議席目には武見氏が滑り込む格好に。自民は東京で2議席を守った。最後の議席は日本維新の会の音喜多駿氏が初当選を果たした。