今月11日に就任した萩生田光一文部科学相(56)が25日、都内で日刊スポーツなどのインタビューに応じ、悪化する日韓関係が2020年東京五輪・パラリンピックにも影響していることについて「韓国と良好な関係の中で大会を迎えたい」と述べた。

今月12日、都内で行われたパラリンピック選手団団長会議で韓国パラリンピック委員会が、扇をモチーフにしたパラメダルを「旭日旗」をほうふつさせるとし、デザイン変更を大会組織委員会へ要望した。萩生田氏は「どんどんエスカレートしているように見える。やはりスポーツに政治を持ち込まないでもらいたい」と述べた。

萩生田氏は大臣就任まで組織委の理事も務めていた。昨年の平昌冬季五輪では「最大限お手伝いし、協力もした」と振り返り、来年の東京大会では「韓国の皆さんが手伝ってくれると、お互いそういう認識で今日までやってきた」と語った。

韓国側が求めている旭日旗の会場持ち込み禁止や、メダルデザインの変更について「現場の人ではなく、政治的背景がある人たちが言っていることだと思う。そこはぜひ、スポーツの世界だということで引き取らせていただき、韓国とも良好な関係の中で大会を迎えたい」と話した。文科相として韓国側と話すべき機会があれば「いくらでも必要があればお話しします」と語った。【三須一紀】