小泉進次郎環境相(38)は17日の閣議後会見で、妻でタレント滝川クリステル(42)との間に、第1子が誕生したことを明らかにした。父親になることについて「おやじ(純一郎元首相)のような父親になりたい」と、しみじみ語った。主な一問一答は次の通り。

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-通算2週間のあり方について。男性の育休取得に効果が期待される半面、「育児テレワーク」のようなものが普及してしまうとなれば、当初思い描いたものとは違う方向に、男性の育休が向かってしまうのではないか。

進次郎氏 ひとりひとりが多様な働き方ができる社会をつくりたい。育児だけでなく、介護を抱えたり病気と闘いながら仕事をされている方が柔軟な働き方をできる社会をめざしているので、テレワークは、そもそも、もっと進んだ方が良いと思っている。

懸念があるとのことだが、今回、私が育休取得をしないという決断をしていたらまた別の懸念、批判も生まれていたと思う。前例のないことに挑戦をする場合、プラスだけでなく心配も言われることは当然あると思うので、しっかり解消されあるべき方向になってほしい。私の育休取得が、海外メディアに大きく報じられることが、いかに日本社会が国際社会に「それじたいが、ニュースになるのか」とみられている表れ。将来、別の大臣が取得を判断する時は、当たり前の社会になっていることを期待します。

-育休は、子育ての第1段階。その後の子育てについて、奥さんと分担などについて話しているか

進次郎氏 今後はまだ、生まれたばかりですから。今日も、病院から直行している。じわじわと、父になる実感は、率直なところ、これから沸いてくるんだと思う。

生まれた日に言えることは、「おやじ(純一郎元首相)のような父親になりたいな」ということです。

立ち会う経験もさせていただき、政治家としても、サポートをいただいた医療機関のみなさまの手厚いご支援を含め、日本の課題の1つもである少子化について、実感を持って、何が今の日本に欠けているのか、必要か、環境大臣の所管とは異なることもあると思うが今回、切実に感じることもあった。その問題意識をもって、政治家として日本の課題を解決する努力をしていきたい。