橋本聖子五輪相(55)が27日、都内で行われた「ふくしまプライド。食材博~食の交流会~」(福島県主催)に出席した。

東京オリンピック(五輪)を契機に、福島県産品の販売拡大を目指す取り組みの一環として行われたもの。東京五輪・パラリンピック選手村では、農産物の安全基準、GAP認証を受けた福島県産食材が産地表示の上、提供される予定。橋本氏は「東京大会は復興のオリンピック・パラリンピック。おいしさを含め、福島の食材を国内だけでなく世界に発信すべく、全力でサポートしていきたい」とバックアップを約束。田中和徳復興相も「風評被害払拭(ふっしょく)に取り組む」と約束した。

また、橋本氏は乾杯の際、ふるまわれた福島県産の日本酒に対し「おいしい」と笑顔を見せていた。

福島県の内堀雅雄知事は「福島の食材が活躍のパワーになることを心から期待しています」とアピールした。