新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が9日から中国、韓国からの入国者に2週間隔離する方針を決定した中、成田空港では7日、駆け込み入国する留学生の姿が見られた。
韓国から入国し、4月から都内の大学で政治哲学を学ぶ安正原さん(18)は、日本政府の方針に「急に決まって困ったけど、予想はしていたので、早めに来た」。27日入国予定だったが「ギリギリだった」。機内について「日本の発表を受けてか混んでいて、全員マスクを着けていた」と話した。
大学生活では「オリエンテーションを楽しみにしているのに、感染拡大で中止になりそうだ」と落ち込んだ。日韓関係については「両国政府が感情的にならないで、政治的に解決してほしい」と話した。
同じく、韓国から入国した20代女性留学生は急な発表に「えっ、マジやばい」と、15日に入寮予定だったが急きょ来日日程を繰り上げた。取りやめる選択肢もあったが「私は留学することを決めていた」。日韓情勢について「どちらの国が悪いとかは思っていない。文化交流ができたらいいな」と語った。入寮まで、都内のホテルに実費で滞在するという。【佐藤勝亮】


