れいわ新選組の山本太郎代表(45)が13日、都内で取材に応じ、東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)で自身の立候補について「フィフティー(50%)のまま。変わらずです」と話した。11日に「フィフティー」と明かしていた。山本氏は「総会でも(山本氏に最終判断を)一任ということになったので。判断基準は私の心1つです。(判断は)ギリギリになるでしょうね」とし、最終判断は選挙戦開始直前となりそうだ。

小池百合子知事(67)が12日に再選出馬を表明した。山本氏は「ちゃんと見ていないですが、『東京大改革2・0』ですよね。まだ大改革していないのに、また大改革、というところはありますね」と厳しく指摘した。

小池氏は新型コロナウイルス感染拡大から3密を避けるように呼び掛けてきただけに、ネットを活用した選挙活動を行うと明らかにした。山本氏は「小池さんくらいの横綱相撲を取ろうとしている人に関しては、ネット選挙で十分乗り切れると思います」との見方を示した。「もし、出ることになるんだったら」と前置きした上で「チャレンジャー側としては、街宣的なこともネットも、やれることすべてやっていく以外はないと思います。平常時の選挙ではありませんが、一般的な選挙と同じようにやっていくしかないんだろうと思っています」。立候補した場合は地道な戦いを行うと示唆した。